大晦日
この「晦」という漢字を、大晦日以外で使うことがあるのか。
私は疑問に思い、誰かが調べてくれないかと思った。
きっと私なんかが思いつく疑問になど常に答えは用意されており、人生の発見とは誰かの発見をなぞる事であると思い知らされるのがオチなのだ。
しかし、今日は大晦日。
私は、大晦日のこの日、2019年というこのかけがえのない、後にも先にもこの日しかないという大晦日にこの疑問を思い浮かんだのだ。
でも調べない。
なぜなら、時間がない。
今年最後のブログに書きたいことは山ほどある。
同棲や異動による生活の変化、結婚、浮気がバレて死にたくなったこと、人に支えられ生きていると実感したこと。
自分の中では非常に濃い1年となった。なったのだ。
だからこそ、その振り返りをしなければならない。
なのにだ。
なのに、だ。
大晦日の「晦」の漢字がなんなのか、こればかりが気になって、気持ちよく年を越せそうもない。
なぜだろう。
私はいつも目の前の疑問を疑問のまま放り出し、それでよしとしてきた。
それが私の人生だ。
わからないことを、そのままにして、想像と夢の中で生きていく。
この現実をいつまでも受け入れられない、惨めな28年間と思うだろう。
それでいい。
大晦日のみそってなんだ。
大きいみその日って、なんでそれが12月31日なんだ?
私はまた一つ、目の前の疑問に立ち止まり、それでよしとしている。
だめだろう?
そんなんじゃ、年を越せやしねえんだよ。
調べてみた。
「晦」
読み:つごもり、かい
月末のこと。月の最後の日。
んだよ