170円の旅
電車。
人文名(人が作り出した文明)の最高傑作。
人文名とは、私が今作った造語だ。
いつしかセンター入試の国語のテストでこのワードが現代文のテストに採用される日を願うばかりだ。
さて、こんな問題を出された国語教師はこう思うだろう。
「こんなふざけたやつの文を日本にさらしてたまるか」と。
それもそうだろう。
私は何も書いてない。
しかし、何も書いていないのだ。
つづく
追記
2018年10月14日
この文は、立川で仕事の飲み会があった帰り、八王子駅に向かう電車でいつのまにか西八王子に着いた時、ふと思いついた文だ。
本当は、一駅区間で140円足らずで移動できる電車は、意外と安いんじゃないか、と疑問を持ったことから始まったのだが、酔っていたため、意味不明に拍車がかかる結果となった。
駅ごとに住む人やその光景、ちょっとした習慣やしきたりも違うだろう。
そんな別世界に、170円でいけるというロマンを共感して欲しかった結果、私は何も書いていないのだ、と締めくくった。
この追記も特に意味はない。
この記事を読み返そうという人もそうそういないだろう。
こんな追記あったっけと、そう思ってくれる人がいたなら、私がこれまで生きてきた意味もあったのだと思う。
これは決して大げさなことではなく、心からそう思うことなのだ。