ガンダム破壊命令
「僕たちは戦争の中で戦士になったんだ。
それでも、戦う理由を探したって良いじゃないか。」
これはガンダムのセリフでもなければ、誰のセリフでもありません。
誰のセリフかと言われれば、今考えた私のセリフです。
さて、サイド3で秘密裏に開発されていた地球連邦軍の新造戦艦ホワイトベースとガンダムというモビルスーツ、つまり人型ロボットの噂を聞きつけて、ジオン軍のシャアが破壊、あわよくば奪取を目的にやってきたところから話は続きます。
今回の見どころは、なんといってもガンダムの頑強さ。頑ダム!って感じです。
直撃のはずが。
無傷!
攻撃が効かないので無敵です。
対して、ガンダムのビームライフルは、戦艦並みのビーム砲の威力を持っていて
ザクを一撃。
みんなドン引きしてました。
ひょえー。
しかし、シャアは赤い彗星と呼ばれるエースパイロットでもあります。
通常のザクの3倍の速度で動けるのです。
そしてなにより、シャアの操るザクは真っ赤なのです。
よく聞こえなかったですが、なんとか戦役で、一人で連邦軍の戦艦を5隻も沈めたのです。
そんなシャアをもってして、初めてガンダムに乗ったアムロが操縦していたにもかかわらず、ガンダムを破壊できず、あわわわわー!!という感じでしたね。
ガンダム恐ろしやですわ。
そしてやっぱりアムロは「うおーーおおおおー!!!」って迫真で叫びます。
シャアも「おわわわわわわー!」でしたね。
スパロボだとクソ雑魚のくせに。
そして、いちばん盛り上がったのは、シャアがホワイトベースに潜入しようとしたところ。
BGMが「じゃんっ、ずんずんずん、じゃんっ、ずん、じゃん、じゃっじゃじゃん、ズンズン、じゃんっ、ずん、じゃっじゃっじゃん、パラリラー!パラリラー!」みたいなカッコいいやつが流れて、生身で機関銃の中をスイスイスイスイ避けながら進むシャアは、やはり只者ではないですね。
興奮しました。
アムロは必要に迫られてパイロットとしてこれから戦争に巻き込まれていくわけですが、
そこにアムロの意思は入り込む余地もなく、なんだか不服そうでした。
もともと平和に暮らしていたのに。